クーラントの目詰まりメンテナンス

NSCNC JAPAN フォーラム Mira-6 装置本体について クーラントの目詰まりメンテナンス

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    Naito
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     Mira-6はワックス切削時のワックス溶着を防止し、良好な切削表面を実現するため、クーラントを使用しています。切削時に間欠、あるいは連続でクーラントを切削ポイントに当てるものです。クーラントは水ベースの切削油を混合した液体を20Lのタンクを使用して循環する仕組みとなっていますが、まれに切削した小さなワックス片がクーラントの吐出をコントロールする電磁弁に詰まってしまう場合があります。
     循環装置には、大きなワックスを通さないようにフィルターが付属していますが、細かいワックス片はフィルターを通過してしまう場合もありことから、このような現象が生じます。
     クーラントノズルは2本出ていますので、1本の目詰まりでは切削に全く影響を与えませんが、2本ともに目詰まりしてしまうような状況になりますと、切削表面に多少の影響を与える可能性があります。
     このような状況になった場合には、循環ポンプに接続されているチューブをはずし、ここからエアガン等で空気を注入し、目詰まりを解消する必要があります。目詰まりはエアガン等からの空気注入で容易に解消ができます。

    [手順]
    1.循環ポンプのコンセントプラグを抜く。
    2.循環ポンプに接続されているチューブを外す。
    3.NC Motion画面のCoolantボタンをクリックし、Continuousボタンをクリックする。(注意:Continuousボタンは5分以上継続しない)
    4.循環ポンプに接続されていたチューブ先端から空気を断続的に注入、目詰まりが解消したら10秒ほど連続で空気を注入する。

    以上の工程で目詰まりはほぼ100%解消できます。Coolantボタンを切り、チューブをポンプに接続、電源プラグを元に戻して完了です。

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