Mira-6 専用のCAMとなります。
Rhinoceros5、Rhino6ではJCAM2になります。JCAM2は予告なく廃盤になる場合もあります。
Rhino7向けはJCAM3となります。(最新Ver.で多機能となっています)
Rhino8向けはJCAM3です。
・指輪等ツーパス自動設計コマンド
・ワックスブロックサイズ自動生成コマンド
・刃物動作簡易確認コマンド Back Plot
・Miraイメージ実装
・Mira-6動作確認シミュレーターソフト実装 Rhino上から起動、別ウインドで確認
・Gコード生成コマンド
Mira-6 に付属(無料、2ライセンス目からは有料)しているJewelryCAM(1or2or3)は3DCADソフト「Rhinoceros」上で使用するプラグインソフトです。ジュエリーやフィギュア、小物製作に必要なコマンドに集約し、難しいとされていたCAMの概念を取り除いています。Rhinocerosをご使用中の方であれば、違和感なくすぐに習得することが可能です。(個人差があります)
JewelryCAMは、Mira-6専用に作られているためツール(刃物)の複雑な組み合わせ選択をする必要がありません。ワックス切削の最初から最後までを1本のツールで行います。(異なるツールの使用も可能です)
下の画像はJewelryCAMの主要コマンドです。
・Cut on curve 線上を刃物が通り、ワックスを切削します。
・Drive Surface 新たにRhino上で製作したベースサーフェスと基準ラインに従ってオブジェクトを削り出します。
・Parallel cuts 刃物が均一幅で動作しオブジェクトを削り出します。
・Swarfing 刃物の横面でワックスを削ります。(フラット面を作成:刃物が入らないスペースは削ることができません)
・Engraving 線上を彫刻のように切削をします。
以上の5つの基本カットでMira-6はワックスを削り出していきます。切削のStepは最小0.005mm(以降0.001mm)から設定が可能ですので、切削に時間をかけることによって美しいワックス表面を作り出すことが可能です。下のお城の切削品は2cm直径のレリーフです。お城の表面に見える小さな窓の幅は0.1mmです。
下の画像はRhinoceros上でJewelryCAMが製作したツールパス(刃物経路)ですが、このように刃物がどのように動くかをRhinoceros上で確認することができます。異なるソフトウェアを使用せずにCAM操作が可能です。
また、JewelryCAMには指輪等のツールパスを自動で生成するコマンドも備えています。(※1) さらに、実際に製作したツールパス(Gコード)で、機械全体がどのように動くかを見ることのできるシミュレーションソフトも付属しています。Rhinoceros上から1クリックでシミュレーションソフトが起動し、確認が可能です。
(※1)自動ツールパス作成機能では完成度の高いツールパスを作成することはできません。完成度の高いツールパスはカスタムコマンドで設計します。
装置の操作方法は装置所有期間は永年無料です。個別形状のツールパス作成方法は装置導入から半年間は無料です。お気軽にお問い合わせください。
WhatsAppのみで無料サポートが可能です。(※2)
- 機械的切削装置(ワックス切削機、汎用旋盤、汎用フライス盤、各種NC切削装置、マシニングセンターなど)の操作経験がない場合には、CAMによる切削イメージ全体像がつかめるまで長期間かかる場合があります。(個人差があります)
- Rhinoceros上で動くプラグインCAMを使用していますので、Rhinocerosのご使用経験がない場合にはCAMの習得までさらに長期間を費やす場合があります。(Rhinocerosの基本操作説明、及びサポートはNSCNCJAPANでは行っておりません)
※2 即時対応できない場合があります。また、長時間講習、出張講習は有料になる場合があります。NS Motion設定はカナダ対応となりますので、対応まで12時間から48時間以上かかる場合があります。