Mira-6はワックス切削専用機ですが、貴金属製品表面のみの浅い(0.3mmまで)切削は可能です。ハードな切削はできません。ただし、以下のような条件が必要です。
・リングの内円形がそこそこの精度でできていること。
・リングの厚みがほぼ均一であること。
(甲丸リング等は今後トライしていきます。)
・Gコード確認ができること。
下の画像は工業向汎用旋盤(1500mm)でリング表面を切削した後、Mira-6に特殊チャックと特殊刃物を装着し模様を切削したものです。
切削中にビビり音がありますが、切削結果はおおむね満足のできるものでした。画像品はMira-6での切削後は全く手を入れてません。
回転刃物で切削しますので、切削面は粗しのような面になります。鏡面仕上げのリングにはマッチする彫刻ができるのではないかと思います。
Mira-6ユーザーの皆様はには、お知らせいたければ詳細を提供させていただきます。
[切削条件]
・スピンドル30,000r/m できればスピンドル交換をして50,000r/mがベターです。
・スピンドル空冷(ドレン抜き付きのレギュレータも必要です)
・クーラント 連続
・別売超硬刃物
・別売チャック
・別売リングホルダー
刃物寿命、装置ビビりなどによる各部の影響が不明ですので、お試しになる場合には保証外(自己責任)となります。
ご了承のほどよろしくお願いいたします。
NSCNC JAPAN のTwitterで切削ビデオの一部も公開しています。