こちらのブログにはローコストなワックス切削の記事を何度も掲載しています。下の画像は先日の記事で使用した製品切削後ワックスです。
その後にご依頼をいただいた形状がこのスペースに収まることがわかりました。ノギスでケガいて、バンドソーで切ってしまいます。
小さい破片は接合に、大きいブロックは小さい部品取りにと、まだまだ利用可能です。
前回の材料製作時にしっかりと溶着されたワックスですので、ハンダゴテは省きます。
・オブジェクト大きさ 幅約16mm 厚み約3mm
・ツールパス作成 5分から10分
・切削時間 約90分
小さいオブジェクトはビビリも少ないため、極上の切削表面が実現可能です。
A軸をあまり使用しないツールパスの場合には、小さな部品はまとめて切削してしまうこともできます。
また、今回のようなバンドソー作業はしなくても、オブジェクトの読み込み時に端材のスぺースにオブジェクトを位置させ、使用するワックス素材寸法数値をきちんと入力することによって、まったく問題なくカットすることができます。(Rhino上で中心にワークを置かないことになりますので、ツールパス製作は注意が必要です)その際には、残存するワックスの位置、その強度などを判断する必要があります。