音が出ます。ご注意ください。
こちらの表面にはRがついています。
直径10mmの表面のみ切削時間は約20分です。
裏面カットを行っても1時間から2時間で仕上がります。
オリジナルのイニシャルフォント、形状、プラス宝石など、ワンオフ、付加価値の高い製品づくりのお役に立てると思います。
こちらの画像は切削方法を変えて切り出しをしています。両面切削時間は1時間7分でした。表面の曲面がご確認いただけると思います。直径10mm、台の厚みは0.3mmです。
Mira-6の優れた点は、独自のテーパーのエンドミルで、荒削りを必要とせず一気に切削対象物を削り出してしまうところにもあります。今回のイニシャルオブジェクトでは、
10mm厚のワックス材料を使用していますが、裏面からの切削深さは8mmありました。
まったく問題がなく切削ができています。こちらも曲面付きです。
ワックスはFerrisのオレンジを使用していますが、今回の形状を画像のようにサポートを付けて切削すると、基準となるワックスから4個を製作することができます。1個あたりの材料費は50円以下です。ワックスのブロックはチャッキングする部分とスピンドルが届かない場所は切削ができませんので、この部分の材料は余ることになります。しかし、ワックスはご存じのように、端材と端材が接合可能ですので再利用できます。また、大掛かりな設備がなくとも手元で溶解再生が可能ですので、再生ワックスを使用した場合の素材原価は表面上ゼロ円となります。このあたりもワックス切削の魅力です。