切削装置において使用する刃物の耐久性、寿命はとても気になるところです。
切削途中に刃物が破損してしまうと、刃物価格のコストがそのまま切削品コストにかかってしまいます。
Mira-6 専用の刃物 MiraBit2:エンドミルは先端径0.1mmと極小でありながら驚くほど高耐久、長寿命となっています。
画像の「’21.12.3」は2021年12月3日から使用を始めたことを記しています。本日まで約1年半、ほぼ毎日切削を行ってきましたので数百の切削をこなしてきたことになります。一度に複数本のパーツ、リングを切削をすることもありますから総数ではおそらく500個を超えていると思います。
切削物や刃物先端を顕微鏡で見てみても表面劣化、摩耗などを見ることはできません。柔らかいワックスを切削しているとはいえ、この耐久性には驚きます。
(顕微鏡画像)
まだまだ使用できそうなのですが、約1年半使用してきたタイミングで新品と交換することにいたしました。
装置ユーザさんの中には1本のエンドミルを2年以上使用している方もいらっしゃいます。ぜひ記録を更新していただきたいと思います。
MiraBit破損原因の多くはワックス取り外し時にぶつけてしまったり、装置清掃中に衣類などが引っ掛かったりというものです。
ご注意ください。