画像のワックスブロックサイズは110mm×90mm×22mmです。φ33mmのロッドに接続しています。
オブジェクトが大きくなると最初の読み込み時に以下のような「警告」が出ますが、OKをクリックして進めます。
裏表をパラレルで切削しますので、ブロックは180度回転します。そのときにZ軸のリミットスイッチが入らないように、刃物の「逃げ量」を調整します。Configure項目のRapid Retract数値で変更します。ワックスブロックの回転方向対角線長さを基準に5mmから10mm程度の逃げ量で、Z軸リミットスイッチが入らなければokです。
長物、大物のパラレルはA0位置からのスタートではなく、A90位置においてスタートします。
Bパラを使用する場合には、コレットチャックの干渉に注意が必要です。
こちらの切削品はG-codeが400万行で、14時間ほど切削したところで90万行を消化しています。
単純計算で切削終了までほぼ3日(推定62時間)かかることになります。(実際には裏面のZ軸ストロークが表面より少ないため短くなる予定です)