CADデータや切削データ計算時に便利な「リングサイズ計算機」をCALCONICというサイトに設置してみました。
以下とまったく同じものが nscncjapan.com/ringsizecalにもありますので、PC、スマホ、タブレットでもご使用いただけます。
以下の数値確認をしていただけます。
・リングサイズ(号数)から直径を知ることができます。上窓
・リングの直径からリングサイズを知ることができます。下窓
Mira-6でリングのワックス切削、鋳造と工程を進める場合、リングの内面をDriveで切削すると、鋳造後の号数はおおよそ-0.4号から-0.7号の範囲に99%の切削物内径寸法が収まります。分布の中央値は-0.5号です。これはAu系の地金やPtでもほぼ同じです。つまり、研磨前の調整-号数を0.5号とする場合、リングのCAD設計値は完成品と同じということになります。
一部逆計算数値が一致しませんが、これは日本のリングサイズ決定のルールに不変定数がないからです。
日本ではリング内径13mmを1号と定め、以降0.33mm大きくなるにつれて1号づつサイズが大きくなると決められているようです。
この計算機では1mmを(0.34mm+0.33mm+0.33mm)としています。
精密な計測を必要とする場合には、以下のタイプの内径ノギス(Inside Micrometer)が必要です。