自由が丘のCayof(https://cayof.com)さんデザインリングです。
[切削ノウハウ]
Mira-6で行う切削は、0.2mm幅、深さ0.6mmの文字もきれいに再現することができます。
ワックスのまま液ゴム型 ワックスインジェクション 鋳造 研磨の工程を行っても文字ははっきりと残ります。
サポートは鋳造湯口兼用で1本としています。Mira-6の特殊な切削方法では、サポート1本でも製品に歪みやビビりがでることはほとんどありません。過去にはサポートなしの切削も成功しています。
太いリングのツールパスは2段です。インサイドのDサーフェスはストレート、アウトサイドのDサーフェスはリングのトップにソフトランディングし、リングボトム、サポートも切削できる一枚の形状です。下のラインを参考にしてください。インサイドのソフトランディングはサーフェスのトップ側の飛び出し量で設定します。アウトサイドはトップ側の角度で設定します。(曲線はCurveコマンドを使用します)また、Rhinoのマス目をの頂点を結んだ斜めラインは45度ですので、この仮想ライン以下であれば135度以下のA軸傾斜角を維持できます。
インサイドのTiltは35度くらい、アウトサイドは0です。
小さいリングは一部がなだらかにカーブしています。こういった形状の場合には2段で仕上げることができませんので、トップのTPは別段となります。また、必要に応じてチェックサーフェスも設置します。
1段目
2段目
3段目