ワックス5軸切削機 Mira-6 で少し難易度の高い切削を

画像を見る限り、簡単に仕上がりそうな形状のリングですが、実はツールパスを変更しながら3回切削をしています。
先日の1個ポケットのような形状では大きな問題は出ないのですが、今回のような等間隔に垂直の壁が立ち、なおかつ底面に傾斜があるようなブロック溝のケースでは、位置ずれ、刃物深度の不整合など、個別の加工に問題が発生してしまいました。

そこで、「垂直壁のあるブロック溝を1ツールパス」で削ることを第一の課題としてツールパスを組み立てることにしてみました。

ポケット加工コマンドのないJewelryCAMと、テーパースピンドル1本で垂直壁と底面を切削をするというのは、なかなか難しいものでありますが、ベターな方法が見つかりましたので記載します。

まず、溝の中に下画像のようなDriveSurface(白)を設置します。サーフェスはTP公差エッヂより少し出ている(0.03mmから0.05mm)のがコツです。0.00の場合には切断しきれない場合があります。DriveSurfaceは等間隔設置ですのでArrayPolarが使用できます。

SettingではDepth数値をブロック溝の角に確実に届く距離を設定すればOKです。LeadCurveはA軸移動が小さくなる方を選択します。今回の製品では湾曲したサーフェスエッヂです。Extendは30%程度で☑を入れておきます。こちらも切り残し防止のためです。
DriveSurfaceの形状によっては刃物干渉がありますので、BackPlotで十分な確認が必要です。

[ツールパス作成時間]15分
リングトップDrive1段、ブロック溝Drive13段、リング内側はDrive2段(Depth 0 面とサポート)、リング外側Drive2段、
[切削時間]4時間30分
※垂直壁と底面のエッヂは最小R0.05mmとなります。

オブジェクトは自由が丘のCayof(https://cayof.com)さんデザインです。

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NSCNC JAPAN

カナダ製5軸切削装置の輸入販売をしています。

 

Mira-6はモデリングワックス切削向き装置です。

 

ATC付の金属切削可能なMira-X7の日本デビューは2019年後半以降で未定です。

 

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