i9も5,6年前のi7に近い価格になってきましたので、CAM使用上の動作を確かめるために導入してみました。
8コア16スレッドとのことですが、どれほどストレスが小さくなるものでしょうか。
これまでのi7の内容です。RAMは32GBも無用に積んでいます。グラボM4000も無用の長物です。
i9の内容です。
i9のKタイプはオーバークロックによる発熱不安があるので水冷にしています。また、CAMの実行においてはRAMやグラフィックカードはあまり関係のないことを確認していましたので、RAM8GB、グラボ2GB、電源700Wのそこそこ最小限にしています。
CAM計算速度=ではありませんが、ベンチマークで確かめてみました。以下です。すべてSSDです。
i9-9900
i7-4770
32Queは第4世代の数値のほうがいいです。
さて、肝心なCAM動作についてですが、『少し早くなった』と感じることができました。ただ、重いメッシュデータでのTP計算中にはパース画面の動きが悪くなりましたので、i7からi9にしても抜本的な解決には至らないこともわかりました。次回は同データを使用したi7とi9のタイムラップ動画をアップしたいと思います。
[CAM使用時推奨PCスペック]
・デスクトップPC
・CPU i7
・RAM 8GB(8GBから32GBまで増設してもCAMにはあまり影響を与えません)
・グラボ 2GB(GPU性能はCAMにはあまり影響を与えません)
・SSD
・Win7、8.1、10 Win7はサポート切れが近づいてきましたので、Win10が良いかと思います。
ライノセラス5が現状動作しているPCであれば、上記の仕様以外でもまったく問題なく動作します。