切削エラーなどの回避方法

3DCADを使用してデータを作成し、CAMで切削ツールパスを作成、その後にNCコードを出力という複合工程を数多く行っていると、なかなか原因究明に至らないエラーに遭遇することがあります。今回はそんなケースです。下の画像はリングの表面を切削するツールパスです。緑色のツールパスラインはきれいに出来上がっていますが、これを切削すると、リングのちょうど中心の穴が変形してしまいました。
[ツールパスライン]

[切削後の変形してしまった中心部穴]
切削ラインは後工程の都合で長手方向ではなく、短い横方向を取っています。

ツールパスラインは丸くきれいに画かれています。



とても不思議な現象でしたが、最終的にNCコード(G-Code)をはきだすタイミングでエラーを生成していることがわかりました。
エラーの原因はRhinoのブーリアン時にエッヂに出た不整合でした。(おそらく)

多くの場合、この程度のエラーであれば切削を問題なくできますが、今回はこのエッヂ不整合が原因のようでした。STL修正ソフトウェアでエッジを整合させ、再度同じ条件で切削としたところ、ツールパスライン通りの切削をすることができました。

Rhinoに限らず、複雑な整合を必要とする3Dソフトウェアでは、画面上で見ることのできない、予期せぬエラーが出現することがあります。そんなときには別方法を試したり、Rhinoデータそのものを別の方法で作り直したりすることも必要になるかと思います。またはデータをいったんSTLにしてから、データを検査し、エラーがあれば修正することが必要になると思います。

また、Rhinoで製作するデータには必ずシームと呼ばれる箇所が存在します。この部分はCAD上で加工をする上で、あまり触れないほうがいい箇所のようですので、エラーが出現する場合には避けてデータ作りをしてみてください。(シームについてはEVANCE ForMiraスクリプトを開発した成島氏に10年ほど前に聞いたことがあります)

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