JewelryCAMの「DriveSurface」や「parallel」カットだけではカット仕切れない、いわゆる細部の切り残し箇所には「BoundaryCurveParallel」を使用します。トップ画像の赤四角の目のコマンドをクリックしてCPlaneを目線に対して垂直にし、次に左端のコマンド「BoundaryCurveParallel」を使用します。
このコマンドは線で囲んだ箇所を、Parallelでカットします。線は1次、3次を選択できますので、ケースバイケースで使い分けます。
また、ツールパス同士は多少の重なりを入れないと切り残しができるので注意が必要です。
出来上がったツールパスの確認は、『ワイヤーフレーム』で正確に形になっているかを見るといいと思います。シンメトリ形状の場合はツールパスのミラーコピーを使用すると便利です。
切り残しスペースのパラレルカット
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鋳造湯道1本でのミルリング切削