Mira-6の精度は、ワックス切削機カテゴリの中ではかなり高いものです。これまでの切削結果から、ステッピングモータとドライバ等に依存するXY軸で-0、+0.1mm未満、Z軸ではほぼ狙った数値を出すことができる精度があることを実切削で確認しています。
本日は嵌合品のテストをしています。嵌合具合がわかりやすいように、2種のワックスとオブジェクトを同時に切削しています。
以下のようなワックス素材を作成しています。Mira-6では、オブジェクトの配置はRhino上でどこにでも配置することができますので、ワックスに合わせて切削をすることができます。
こちらの二つのオブジェクトはサポートなしで切削しています。オブジェクトの片面を少しだけ犠牲にできる場合には、サポートなしでも切削をすることが可能です。(形状によりできないものもあります)
方向0.03mmのオフセットを取っていますので、直径では0.06mmの合計クリアランスとなります。精度のいいMira-6では十分な寸法です。0.02mm以下のオフセットでもきれいに嵌合させることができるのではないかと思います。
嵌合製品の設計では、後から研磨をするものでも必ずオフセットが必要です。0.005mmでもオフセットを取っていると、嵌合精度は高まります。研磨調整を行う前提であっても嵌合品は設計時にオフセットすることによって仕上がりが大きく変ります。
こちらは切削に限らず、光造形でも同様となります。切削物は刃物最小径が最小設計寸法となります。光造形の場合には、レーザ径依存、もしくはランプ精度依存となります。
MiraBitを用いての切削の場合、箱内側のエッヂ切削は、R0.05mmが最小となります。嵌合オブジェクトの対象部をこの数値より小さくする必要があると思います。