切削オブジェクトは直径3mmくらいの多角形棒50mmです。4軸切削を行っています。
ワックス素材は直径約15mmの棒を使用しています。削る部分が多く、もったいない感もありますが、こちらは端材を使用しましたので、名目上材料費用はゼロ円です。また、ある程度の径がないと50mmという長ものではビビリの原因になりますので、こちらのサイズにしています。
下画像はすべて端材ですが、すべて使用できるたのもしい端材です。
ワックスホルダーにくわえているロッドワックス、直径33mm長さ40mmは、すでに10回ほどの切削に使用しています。「単なるチャックするワックス」になっていますので、ある程度の端面が出ていれば全く問題がありません。ハンダゴテで接続する「真の材料ワックス(オブジェクトを切り出すワックス)」がおおよそ垂直、もしくは切削に合った位置に接続できれば、Mira-6がきれいな切削品を仕上げてくれます。
使用しているエンドミルは1本約7,000円しますが、物理的衝撃がなければ1年間使用可能です。
電気代は1時間おおよそ2.7円。10時間運転しても30円程度です。
それ以外の消耗品は、1ヶ月から2か月に一度交換が必要なクーラントオイルが約800円と、1日数円のロータリー部塗付グリスのみです。
装置の保守料等は一切ありません。3,4年のご使用で一部部品交換が必要な場合がありますが、装置価格の10%以下になるかと思います。
カナダ製、精密ワックス切削機 Mira-6 をぜひご検討ください。
Mira-6はスピンドルがナカニシ製、モーターがオリエンタルモーター、その他の各所にも日本製品が使用されています。