Mira-6 同時5軸ワックス切削 経済的なワックス切削

すでにご導入を決定していただきましたお客様のテスト切削、またご導入予定のお客様のテスト切削が大変混みあっておりましてご迷惑おかけしております。
また、画像もお客様のオリジナル製品が多いため掲載できるものが少なくなっております。

ワックス素材のビビり防止のために33mm径のロッドワックスを使用する記事を何度か書いています。
当初は単にビビリ防止のみの目的ではありましたが、実際に使用してみると実に経済的で無駄が少なくなることがわかりました。

φ33mmのロッドワックスは全長ほぼ40mm固定で使用します。この先に画像のような必要に応じたサイズのワックスをハンダゴテで溶着しオブジェクトを切り出します。
切削が終了したら、先端のグリーンワックスは切断してはずします。φ33mmのロッドワックスは次の切削にも使用することができます。ある程度の端面出しは必要になりますが、おおよそ90度に板ワックスを溶着できれば切削に問題が出ることはありません。また、ワックス同士の溶着には端材をロー材のような目的で使用します。

Ferrisブランドのグリーンワックスは、切削性も良く、仕上がり後の確認も色的にわかりやすいので、おすすめ色です。
また、1LBのグリーンブロックの価格は税込約2,000円が相場のようですので、価格的にもおすすめです。

参考までに、1LBのブロックワックスから画像で使用したワックスの素材原価がどれくらいになるか計算してみましょう。

1LB(約453g)のワックスブロックの箱には3-5/8”×6”×1-1/2”とサイズ記載がされています。
3-5/8” は3インチと5/8インチで1インチは約25.4mmですから約92mm
6” は6インチで約152mm
1-1/2” は1インチと1/2インチで約38mmとなります。
体積は531382㎣です。

今回の切削で使用したグリーンの板ワックスは、ブロックワックスから削り出しました。約24mm×約24m×厚み10mmです。
削り出しはバンドソーやのこぎりで行いますが、切断ロスがおおよそ1mm発生します。したがって、ブロックワックスの約25mm×約25mm×11mmを使用することになります。
体積は6875㎣となります。

531382÷6875≒77 体積計算上は77個取れることになりますが、実際は形状がすべての辺長さで割り切れませんので、60個となります。

それでも、2,000円÷60個≒33円(税込ワックス材価格)ですので、ワックス切削は経済的です。

Mira-6では、ランニングコストとしてクーラントオイル、ロータリーB盤へのグリースなどがありますが、両者を合わせても月額1000円程度です。
エンドミルMira-Bitは、平均的ユーザで1年に1本を交換しているようです。私どもでもほぼ毎日切削を行い、1本のエンドミルで6か月を経過していますが切削表面は良好です。

ご導入時には100kg程度の荷重に耐えられるテーブル、クーラントのワックス詰まりを抜く0.4MPa(8Lタンク以上)くらいのエアコンプレッサーが必要です。

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NSCNC JAPAN

カナダ製5軸切削装置の輸入販売をしています。

 

Mira-6はモデリングワックス切削向き装置です。

 

ATC付の金属切削可能なMira-X7の日本デビューは2019年後半以降で未定です。

 

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