Mira-6を動作しているコントロールPCはOSがLinuxです。とても信頼できるOSです。しかし、PC本体は一般的なものを使用していますので、ハードやボードがいつ ”飛んで” しまうかわかりません。製造物、特に電気系統を多く搭載した製品は経年劣化も加わって、その瞬間付近を見極めることは大変難しいものです。
本日Mira-6についてお問い合わせいただきましたお客様より、コントロールPCの経年破損時の費用はどれくらいかかるかとのご質問をいただきました。
コントロールPCの突発的故障に関するアナウンスはされていませんでしたので、カナダに確認をしましたところ、「PCをお客様が日本で購入してもらえれば、コントロールプログラムは機械(Mira-6)が動いているうちは、無料で提供します」との回答をいただきました。
どうぞご安心ください。
また、装置の機械的部品に関する部分は、通常使用で保証は1年間となっております。
Mira-6は大切にご使用いただければ、8年から10年は稼働すると公表されています。また、その間には、毎日のご使用で、4年後程度でスピンドルベアリング、送りねじの交換をする時期が訪れる可能性があるとされています。モーターはほぼ交換不要とのことです。スピンドルベアリング等の交換のタイミングは、ワックス切削品の精度劣化、もしくは駆動部からの異音等になります。
Mira-6はカナダ製の装置ですが、スピンドルはナカニシ製、モーターはオリエンタルモーター、その他の部品も一部に日本の一流メーカー品が使用されています。部品は日本でも入手ができるものです。
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