微細なテクスチャが入るデザインリングをMira-6で切削加工しています。こちらはライノマン氏デザインのCADデータです。
こちらがMira-6で切削したものです。非常にきれいな仕上がりです。
横からの形状も素晴らしい出来上がりです。ただし、切削ラインの重なる部分には必ず薄いフィルム状ラインが出ます。こちらのリングですと、リングの表裏の中心ラインとなります。模様の中にも理論的にはあるはずなのですが、装飾が細かいために見ることはできません。また、フィルムラインは最終研磨で容易に取り除ける程度のものです。
0.1mm台の寸法の模様もきれいに仕上がっています。0.1mm台の寸法があれば鋳造でも再現できることは実証していますので、鋳造もきれいに仕上がることと思います。
こちらが使用したツールパスです。シンプルに製作しています。
[切削条件等]
FR:150-250
PL:100
切削時間:5時間17分
ツールパス設計:30分