Mira-6で文字入りの平打ちリングを作成しました。文字の上下高さは1.8mmで、一番細い部分は0.1mm前後の数値です。
美しい切削表面と精細な文字カットは、後工程を大幅に軽減するものと考えています。
リング表面にこれだけ精細な文字彫刻が可能になりますと、ジュエリー製作の幅がかなり広がるのではないかと思います。
日本でマリッジリングと呼ぶリングカテゴリーは、欧米ではWeddingBandと呼ぶそうです。
こちらのリングのツールパスは、Mira-6に付属しているJewelryCAMの中のWeddingBandコマンドで自動製作しました。難しいとされるCAMのツールパス作成が数分でできるものです。また、自動コマンドを使ってツールパスを作りますと、どのようなツールパスを使って、どのようにワックスを削り出すかを知ることができますので、ツールパス作成のレベルアップにもつながります。
手動でのツールパスデザインを行う場合に、とても参考になるものです。