コンポジットワックスで切削

IJTの会場でNSCNCの社長に教えていただいたコンポジットワックスブロックです。比較的大きなレリーフ形状を切削する場合に、心配になるのが素材のビビりなのですが、こちらはそんな心配を解決してくれます。チャック部分に太いロッドワックスを使って強度を保ち、その先に板ブロックを接続するというものです。

ロッドのサイズは33mm、長さは約40mmです。板材は10mmの厚みで約50mmの幅となっています。33mm径のロッドで、40mmの長さのワックスはちょっとやそっとでは曲がることはありません。つまり、この部分も金属製のホルダーであると考えることもできます。また、ワックスですので、ツールパスのエラーによる刃物干渉があっても、大きなトラブルになることがありません。

こちらのコンポジットワックスは全長では約90mmあります。板部分は50mmほどしかありませんので、90mmの板材ワックス(厚み10mm)の強度とは比較にならないほど曲げ強度を得ることができます。

ワックス同士の接続はワックスペンや半田ゴテを使用して、ワックス内部まで接合できるようにしていきます。

市販板材ワックスブロックをそのまま使用できると便利なのですが、このような手間をかけて工夫をすることによって、ビビり現象を低減、あるいは出現をほぼゼロにすることができます。Mira-6の美しい表面切削精度がさらに上がることになります。

画像では異なるカラーのワックスを使用していますが、こちらはいわゆる端材を寄せ集めたもので、色違いになっています。端材(処分する予定)ですので、材料原価はゼロ円ということになります。

10mmの板材ワックスブロックから何の問題もなく切り出せるオブジェクトも多数あります。10mm未満の板材からの切り出しはおすすめしていません。

 

 

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Mira-6はモデリングワックス切削向き装置です。

 

ATC付の金属切削可能なMira-X7の日本デビューは2019年後半以降で未定です。

 

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